桜庭一樹先生は年に400冊読破。米原 万里先生は一日7冊。五代ゆう先生は年1000冊。どうやって読んでるの?
おそらく事実です。
ビジネス書で300~500冊ってひとは割と見かけます。
私もそれは出来ると思います。やりませんけど。
いかに読まないで要点をつかむやり方はわかります。
でも、この先生方は小説が主だと思われます。
き、驚愕……。
ソースです。
読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド (ダ・ヴィンチブックス)
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ちなみに桜庭先生のソースは「読まずに小説書けますか」で、最後に対談がのっています。
桜庭先生は多ければ一日2~3冊読むそうです。夜9時~午前3時ぐらいまで。
あっ、なんかこれはできそうな(時間が確保できれば。精神と時の部屋、ほしいですね)
ちなみにどこで読んだか忘れましたが、桜庭先生は風景などの描写は読まないとおっしゃっていたような。(記憶違いでしたら申し訳ありません)
プロの方はそうやって速度の緩急をつけているんでしょうね。
もちろん、全部はやく読んでいるわけでもなさそうです。
ここからはもう推測でしかありません。
米原先生は「打ちのめされるようなすごい本」のなかで、一日7冊読んでいたと語っています。幼少期に週4冊借りて、一週間で返却していたらしい。
そうやって膨大な量をこなすうちに自然と速読できるようになったんでしょうね。
ちょっと私のような凡人にはまねできない能力をお持ちなのでしょう。
五代先生は文章をかたまりで見るとおっしゃっていました。
これは「クリエイト速読教室」のやり方に近いと思われます。
ブロックを読んで、単語や文字をイメージして、高速処理します。
小説にうってつけの速読は? 速読教室比較してみた - いつか、アウトサイダーな小説家になる。
速読はクリエイト速読スクール | 東京・池袋 | 受験・資格取得 | 情報処理能力向上のための速読法 | ユーキャンの通信教育
ちなみに京極先生の分厚い文庫、夕食食べ終わって数時間で読み終わるそうです。私は集中して読んでも二日はかかりそうです。
これらの多読の先生の共通点を挙げると。
①たぶん活字中毒
②1000冊以上継続して読んでいるので、自然に高速速読モードになっている。
③②の多読があるので、どんな本でも大体内容にあたりがついて、理解がはやい
こんなところですかね。
凡人の私には1000冊もきついです。五代先生は一年で……。いやはや、プロになったらこのような先生と戦わないといけないと思うとほんと厳しいですね。
あ、なんか1000冊ってずっと連呼しているように見えるかも知れませんが、今、なにか忙しい仕事をなさっていて、月3冊も読めないような方もいるでしょうし、ぶっちゃけまだ100冊も読んでないってひとに無理に1000冊読んだ方がいい、とはいいません。
もちろん、最終的に多読しておかないと、ネタやキャラ、そもそもジャンル小説がかけないでしょうし、編集者と話ができないので困りますが、1000冊読むまでに人生が終わりそうなら、なんとか他の戦略を考えるべきだと思います。
そのために速読や精読という方法もあるでしょうし、アニメや映画も役にたちます。映画で主にインプットしている作家様もいます。
ただ、それでもやっぱり読書からは逃げられないのですよね。