小説家になるには何冊の小説を読めばいいのか?
作家の大沢在昌先生は1000冊は読むように言っています。
小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない (角川書店単行本)
- 作者: 大沢在昌
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/02/27
- メディア: Kindle版
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この小説の書き方の本は非常に役立つので、作家志望の方は是非。
特にダブルクライマックスや作品序盤では説明しない、や、作家になってからの事が丁寧に書かれてあり、参考になります。
ラノベ作家の榊一郎先生と五代ゆう先生も1000冊は読めと言っています。
この本もプロット作成名人の榊一郎先生の「三題噺」プロットや、ラノベは読者の満足の為に書く、など、参考になりまくりです。
森博嗣先生は本を「読むな」と言っています。
なぜなら、小説を読むことによって「個性が失われてしまう」そして画一的な作品しか出来ないといっています。この本はいちばん内容がとがっていると私には感じました。
閑話休題。
以上のような点から、「1000冊」か「むしろ、読まない」というキーワードが出てきました。
私の経験(新人賞を何度か落ちた)からいうと、1000冊読むべきだと思います。
なぜ、1000冊(わかりやすい数字だから使っていますが、要は多読、ということです)読んだほうがいいと思うか。
次の記事で触れようと思いますが、きっとここが「新人賞」を突破する鍵になると思うからです。
新人賞を突破していない私がいうのもなんですが、ずっと小説のことを考え続けてきて、どういう小説が新人賞を突破できるか、というのはおぼろげながら理解できるようになってきたと思います。
だからといって実際に書くことができるかといわれると……。耳がいたいです。
ちなみに私はまだ400冊前後しか読んでいません……。
はるか遠い……。それでも、1000冊読もうと思います。
あと、森先生ぐらいの個性があれば才能でなんとかなりますが、凡人の私や、自ら、結構人の影響を受けやすいな、って思うひとは、四の五の言わずに読んだ方がいいと思います。
次は新人賞を突破する、をテーマに、新人賞を突破していない私が(笑)書いてみたいと思います。
続き↓
小説の「新人賞受賞」に必要なのは、たったひとつだけ
http://outsiderjun.hatenablog.com/entry/2014/06/20/231221