異邦人のあたまのなか

小説や小説の書き方。本、執筆、ラノベ、アニメを中心に、他に興味あることについて雑多なことを語っていきます。

じゃがりこ 感想

 

カルビー じゃがりこ サラダ 60g×12個

カルビー じゃがりこ サラダ 60g×12個

 

 個人的にサラダがいちばん好き。

好きだったらアマゾンで大量に買うのが下手なスーパーよりも安い。

マウントレーニア 感想

 

 

これがあるだけ一日幸せです。

甘すぎず、後味も悪くない。

 

アマゾンで買うと結構安い。

ブログをリニューアルします。

たいへー-ん、ご無沙汰しています。

 

ご無沙汰すぎて、ブログの書き方を忘れてしまいました。

 

突然ですが、ブログを小説だけのブログから、良いモノを紹介するブログに変更します。引き続き小説に関することも書きますし、読んだ本の感想や映画、食べ物、家具、電化製品等の様々な良いものの感想も書いていきたいと思います。

 

読んでくださる方のお役にほんのすこーしでもたてれば幸いという気持ちでやっていきたいと思います。

 

あと、私の紹介で商品を買ってくださった方や広告を見て下さった方。本当にありがとうございます。少しでも収入になれば、本を買ったりできますのでありがたい。

そういう方がいる限り、ブログは続けたいと思います。

 

今年はもう少し更新を増やしていければと思っています。

 

 

 

桜庭一樹先生は年に400冊読破。米原 万里先生は一日7冊。五代ゆう先生は年1000冊。どうやって読んでるの?

おそらく事実です。

 

ビジネス書で300~500冊ってひとは割と見かけます。

私もそれは出来ると思います。やりませんけど。

いかに読まないで要点をつかむやり方はわかります。

 

でも、この先生方は小説が主だと思われます。

 

き、驚愕……。

 

ソースです。

 

五代ゆう&榊一郎の小説指南 (ホビージャパンMOOK)

五代ゆう&榊一郎の小説指南 (ホビージャパンMOOK)

 

 

 

読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド (ダ・ヴィンチブックス)

読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド (ダ・ヴィンチブックス)

 

 

 

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

 

ちなみに桜庭先生のソースは「読まずに小説書けますか」で、最後に対談がのっています。 

 

桜庭先生は多ければ一日2~3冊読むそうです。夜9時~午前3時ぐらいまで。

あっ、なんかこれはできそうな(時間が確保できれば。精神と時の部屋、ほしいですね)

 

ちなみにどこで読んだか忘れましたが、桜庭先生は風景などの描写は読まないとおっしゃっていたような。(記憶違いでしたら申し訳ありません)

プロの方はそうやって速度の緩急をつけているんでしょうね。

もちろん、全部はやく読んでいるわけでもなさそうです。

 

ここからはもう推測でしかありません。

米原先生は「打ちのめされるようなすごい本」のなかで、一日7冊読んでいたと語っています。幼少期に週4冊借りて、一週間で返却していたらしい。

そうやって膨大な量をこなすうちに自然と速読できるようになったんでしょうね。

ちょっと私のような凡人にはまねできない能力をお持ちなのでしょう。

 

 

 

五代先生は文章をかたまりで見るとおっしゃっていました。

これは「クリエイト速読教室」のやり方に近いと思われます。

ブロックを読んで、単語や文字をイメージして、高速処理します。

 

小説にうってつけの速読は? 速読教室比較してみた - いつか、アウトサイダーな小説家になる。

 

速読はクリエイト速読スクール | 東京・池袋 | 受験・資格取得 | 情報処理能力向上のための速読法 | ユーキャンの通信教育

 

ちなみに京極先生の分厚い文庫、夕食食べ終わって数時間で読み終わるそうです。私は集中して読んでも二日はかかりそうです。

 

これらの多読の先生の共通点を挙げると。

①たぶん活字中毒

②1000冊以上継続して読んでいるので、自然に高速速読モードになっている。

③②の多読があるので、どんな本でも大体内容にあたりがついて、理解がはやい

 

こんなところですかね。

凡人の私には1000冊もきついです。五代先生は一年で……。いやはや、プロになったらこのような先生と戦わないといけないと思うとほんと厳しいですね。

 

あ、なんか1000冊ってずっと連呼しているように見えるかも知れませんが、今、なにか忙しい仕事をなさっていて、月3冊も読めないような方もいるでしょうし、ぶっちゃけまだ100冊も読んでないってひとに無理に1000冊読んだ方がいい、とはいいません。

 

もちろん、最終的に多読しておかないと、ネタやキャラ、そもそもジャンル小説がかけないでしょうし、編集者と話ができないので困りますが、1000冊読むまでに人生が終わりそうなら、なんとか他の戦略を考えるべきだと思います。

 

そのために速読や精読という方法もあるでしょうし、アニメや映画も役にたちます。映画で主にインプットしている作家様もいます。

 

ただ、それでもやっぱり読書からは逃げられないのですよね。

 

 

 

 

 

 

小説にうってつけの速読は? 速読教室比較してみた

 

↓前の記事です。

 

小説家になるには何冊の小説を読めばいいのか? - いつか、アウトサイダーな小説家になる。

 

この記事で小説家希望の方はできれば1000冊を目指して読んだほうがいいと書きました。(私もまだ全然そこまでいっていません。年100冊読むのも大変ですよね)

 

私は小説家を目指すのが遅くて、読書量も恐ろしく少なかったのです。

おまけに読むのも遅かった……。

 

それで、速読に興味をもってずいぶん前に「フォトリーディング」という速読講座にいってきました。

 

勝間和代さんも紹介されていますし、今や講師もなさっています。

 

「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」や「効率が10倍アップする新・知的生産術」で紹介しています。

 

 

 

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

 

 

 

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

 

 

フォトリーディング」は二日間で朝から夜までみっちり速読の講義をやるんですけど……。ドーモ合わなかったんですよね。

 

「これ、実用書・ビジネス書向きで小説じゃ使えないじゃん……」

私の感想です。私個人の感想なので、個人差あります。

 

講師の方は小説でもできますと言っていましたが、いやいや、使えないです、っていうのが私の意見です。

だって小説は全部文字を読まないと理解できないですよね。この講座ってページとばしまくるじゃない……。

 

(すいません。受講したの、6年ぐらい前なので、記憶が曖昧になっているところがあります。ご容赦を。。。)

 

フォトリーディング」ってビジネス書をいかに読まないか、はやく情報を処理するかにはすぐれているけど、結局付け焼き刃で、なんかプロテインで数日筋肉増強したけど、一週間たったら、筋肉落ちたってイメージなんですよね。

 

もし興味ある方がいたら調べてもらいたいのですが、要は、最初に何ページかぱらぱら読んで、キーワードを抽出して、そのキーワードにそって、何Pか飛ばしながら読む(多分このやり方であっていると思います。間違っていたらごめんなさいね。私には合わなかったので、その後使ってないんです。なんたるあぶく銭よ……)

 

その方法の講義で二日間です。超高額です。今も使っているのはミカン集中法のみ……。

 

 

 

もう一つは東京の池袋にある「クリエイト速読スクール」です。

速読はクリエイト速読スクール | 東京・池袋 | 受験・資格取得 | 情報処理能力向上のための速読法 | ユーキャンの通信教育

 

こちらは文章を全て読みます。

同じ速読でもまったく違う体験でした。

 

私は断言します。

 

小説に対応できる速読はクリエイトです。

 

クリエイトでは、

①視野を広く

②文字をイメージとして素早く処理する。(赤いりんごという文章を実際の赤いリンゴを頭でイメージ化します。そうすると記憶に残りやすい上にすばやく文章を理解できます。

③文字認識能力を高める

 

つまり、3行から5行ぐらいを一気に読んで、それを素早く理解して、イメージ化しながら読むってことです(伝わりますかね? 映画みているような状態を頭でイメージするってことです)

 

いけんじゃん。

 

これ、小説に使えるじゃない!

 

私は直感しました。

そして、ここの教室では実際に小説を倍速(2~5倍速の速度で読む訓練)することをすすめています。

 

私、実際にここに通ってから、ラノベは3倍以上。エンタメも2,5倍ぐらいの速度になりました。

 

ここは訓練の数値をきちんと出してくれるので、成果がわかりやすいんです。こっちは筋トレって感じですね。

 

二つ通ってみて思うのが、速読って筋トレとか、スポーツに近いんですよ。

だから、はやく読む力を地道にアップしたいと思ったら、ほんとクリエイトさんがオススメです。小説を速読したい方は間違いなくこっち。

 

ビジネス書をパラパラ読む方法をてっとりばやく知りたいぜ! これは「フォトリーディング」がオススメ。

フォトリーディング」の方はさんざんひどいこといっちゃいましたが、方法論は画期的で素晴らしいと思います。文句は身銭きったので許してください。ごめんなさい。

 

それぞれのメリット・デメリットをまとめて〆ましょうかね。

 

 

フォトリーディング

良い

ビジネス書専門なら最高の相性かも(あれは要点をぬきだす本ですもの)

習得がはやい(二日間のみ)

やる気のある方々と友人になれる。

 

悪い

小説には……むかない(講師はやれると言っていましたが……)

高い……(値段はあえて書きません。)

技術なので、力はつかない

 

 

 

 

「クリエイト速読スクール」

良い

小説を速読したいなら絶対こっち!

速読をする筋肉(視覚・認識・イメージ力・スピード)がつく

訓練数値が可視化されるのでやる気でます

通う回数を考えると受講料はとても安いかと

 

 

悪い

池袋にしかない……。

それなりに習得時間がかかる(最低50回から)

 

 

「クリエイトスクール」で小説専門みたいな書き方になってしまいましたが、このブログの特色です。実際は弁護士や東大生など、高学歴の方や、士業を目指す方が主にかよっています。ですから、そっち方面の方にもオススメですよ。だって参考書のページは飛ばせないですよね?

 

小説に有効な速読は? というテーマで書いて見ました。

ちなみにクリエイトさんからお金とかもらっていません。(笑)

いいものはどんどん紹介したいですよね。

それにクリエイトさんに実際通ったらそういうつまらないことをしないきちんとされた会社だとわかると思います。

 

フォトリーディング」さん。どうもすみませんでした。

 

興味あるかたはまずは本とかどうでしょう。クリエイトさんは無料体験もありますよ。教室で何人かの方と同じトレーニングするのは結構楽しいですよ。

 

<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ

<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ

 

 

 

図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める

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あなたもいままでの10倍速く本が読める

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文章入力速度、執筆スピードを約2倍はやくする方法

正確には約1,7倍になります。

下記の条件の方であれば、確実にはやくなります。

 

ローマ字入力の方 (日本人の9割の方だそうです)

 

テクニカルな部分だけなら確実にはやくできます。

 

その答えが親指シフトです。

 

生産性が倍になる! 最近話題の「親指シフト」とは - NAVER まとめ

 

親指シフトの悩みは尽きない- 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!

 

NICOLA 日本語入力コンソーシアム

 

↑とくにNICORAのトップ画面にローマ字入力、かな入力、親指シフトの比較画面があるので見てもらえば一目瞭然です。

 

 

 

勝間和代さんが「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」や「効率が10倍アップする新・知的生産術」で紹介しています。

 

 

 

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

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効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

 

 

 

私もこのブログ、親指シフトで打っています。優越感でもなんでもなく、もうローマ字入力にはもどれません。ローマ字でもブラインドタッチ出来ますが、遅いし、打撃数が多くてよく間違えるんですね。その修正だけで大変だと思ってしまいます。

 

この親指シフト、小説家志望やワナビの方。ずっと文章を書いて生活したい方にはとってもオススメです。これから何十年間はしばらく、キーボードの入力が必要になるでしょうから、有効な投資法となります。

 

良いところと悪いところをまとめますね。

 

 

良いところ。

 

①考えたことがダイレクトにアウトプットできるので、かきながら考えが阻害されない。

②とにかくはやい! 

③打ち間違いが少ない! (よってスピードは段違いです)

④打撃数が少ないので、腱鞘炎もよくなりました。

 

悪いところ。

①おぼえるのが大変。

②厳しいバイト先や仕事先だと使えない可能性がある(エミュレーターソフトをダウンロード出来なかったり、よくわからなくて拒否されたり)

③マイナーなので、理解されにくい

 

正直、おぼえてしまった身としては、いいところしかないのですが、強いていうなら、おぼえるのが大変ということです。

 

私は、

やまぶき作ってます

 

こちらのやまぶき作ってます様でダウンロードして、通常のキーボードを使用しています。

 

勝間さんはわずか三日で習得したとありますが、これはとんでもない。勝間さんはエレクトーンをやっていたことと、たぶん本人もわかっているけど、嫌みになるので言わないだけだと思いますが、大天才だからこの日数で習得できたと思います。

 

私は親指シフトのブラインドタッチまで、2~3ヶ月みっちりかかりました。

精神苦痛も感じ、ローマ字入力になんどももどりそうになりましたが、文章を書く仕事がしたいとがんばっていたら、ある日急にできるようになりました。

 

小説家希望の方は小説を写して練習するといいと思います。私はそうしました。

 

そうしたら、約1,7倍の速度を得られます。しかも、タダです。

もしローマ字入力の方でブラインドタッチでないかたがいたら、もう二倍以上ですね。

 

これは大量の文章を入力する方や、長編小説をかくかたには大きなアドバンテージになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

新しい小説とはどんな小説か?

 

前回の続きです↓

  

新人賞受賞のポイントとなる、小説の「新しさ」って? - いつか、アウトサイダーな小説家になる。

 

 

 

私はあまり純文学を語るほど理解できていないし、ちょっとエンタメ系の小説だと例えが難しかったので、今回はラノベとアニメで新しさを具体的作品で語りたいと思います。

 

まず、これ!

 

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

 

 ラノベ作家志望の方はもちろん読んでいると思います(読んでなかったらゴメンナサイ)でも、こういう時にあの作品こうだよねっ、て編集さんから言われたときに会話できないのは困るので、読んだほうがいいと思います。(もちろんアニメでもいいと思います)実際、面白いです。

 

後日書こうと思いますが、講談社のブックリスタっていう新人賞の座談会てきな場所に行ってきて、編集長も経験した講談社のお偉い編集の方はこのMMOの中に入ってのデスゲームを素晴らしいアイディアだと語っていました。

 

おそらく50代の方(おそろしく若くてかっこいいダンディな方でした)だと思いますが、その編集の方でもこのラノベを読んでいるということです。

 

これのどこが新しいか?

 

もちろんMMOの中に閉じ込められてのデスゲームですよね。

 

これの元ネタって知ってますか?

結構有名ですね。

 

 

クリス・クロス―混沌の魔王 (電撃文庫 (0152))

クリス・クロス―混沌の魔王 (電撃文庫 (0152))

 

 

これです。

高畑京一郎さんめっちゃくちゃ面白いので読んでみてください……。といっても絶版なんですよね。いま電撃さんが必死に電子書籍化はじめたのでそのうち……

 

これもMMOなんですけど、どっちかというとドラクエやFFの世界に何人かのプレイヤーで入ってクリアするまで出られないって話ですね。

 

これはほんっとすごくて。映画の「インセプション」のような余韻がありますし、ミスリードも見事。

こっちがSFでソードアートオンラインがエンタメってイメージです。私には。

 

インセプション [Blu-ray]

インセプション [Blu-ray]

 

 

これをMMOに移植したのがSAOだ! というのは、クリス・クロスを読んでいただければわかるかと。

 

 

次も高畑京一郎さんで行きましょう。

 

 

 

 もしかして、ちょっと紹介するのが古い? って思っている方もいるかも知れませんが、このへんはラノベの古典であり、半端なく面白いし、今読んでも面白いのでなんとか機会を作って読んでみることをすすめます。

 

 

これは電子書籍化しているので、手に入りやすいと思います。電子書籍は本体に1万ぐらいだせば、夏目漱石カフカなどの著作権が切れたものを0円で読めますのでオススメです。私はキンドルを使っています。目が疲れないし、さっさとページめくれるし、かなりいいですよ。

 

Kindle Paperwhite(ニューモデル)

Kindle Paperwhite(ニューモデル)

 

 閑話休題

 

 

これの元ネタは3つぐらい作品のなかで語られていますが、

 

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

 

 これですね。タイムリープの古典です。

 

これを、一週間のなかで細かくループするというアィディアが「タイムリープ」です。もう夢中で読みました。

 

タイムリープの法則性の謎とか、一緒に謎をとく男の子の意味深な謎かけとか、ほんとうに高畑先生ってうまいな、っ思います。

 

こんな感じで過去の古典からずらすか、新しいアィディアを加えた作品、なおかつ面白い作品を紹介しました。

 

インプットがないと、上質なアウトプットにならないんですよね(自戒を込めて)

 

新しい小説って出た日数の新しさではなくて、どれだけ切り口が新しいか、なんですね。